補聴器が「うるさい」「雑音が気になる」「ピーピー鳴る」…それ、故障とは限りません

目次
- 補聴器がうるさい・雑音・ピーピー…故障とは限りません
- 故障を疑う前にチェックしたいこと
- 「うるさい」「雑音が気になる」主な原因
- 「ピーピー鳴る(ハウリング)」の原因と対処
- 失敗しない慣れ方:最初の1〜2週間がコツ
- 片耳?両耳?迷ったときの考え方
- 岸和田・南大阪で調整・点検まで相談できる店を探す方へ
- まとめ
補聴器が「うるさい」「雑音が気になる」「ピーピー鳴る」…それ、故障とは限りません
前回の記事では、補聴器は買う前の準備と買った後の調整(フィッティング)で満足度が大きく変わる、というお話をしました。
実際、初めて補聴器を使う方からいちばん多い相談が、次の3つです。
- 「音がうるさい」
- 「雑音が気になる」
- 「ピーピー鳴る(ハウリング)」
結論から言うと、これらは故障ではなく“調整で改善できる余地”があるケースが多いです。
補聴器は段階的に調整していくのが一般的で、お客様と一緒に仕上げていくものとなります。
まず確認:故障を疑う前にチェックしたいこと
1)いつ・どこで困るかをメモする
「家の中だけ」「外の雑踏だけ」「食器の音だけ」など、困る場面によって原因が変わります。
あらかじめ記録しておくことで、来店時の調整が一気にスムーズになります。
2)装着が浅い・ズレていると、聞こえも不快感も増える
装着が浅いと、音が漏れてハウリングが出やすくなります(後述)。
特に装用し始めは、補聴器に慣れておらず、きっちりと入っていないことで
音漏れしていることも多いです。
「右だけ鳴る」「マスクでズレる」なども要チェックです。
3)掃除や乾燥不足で音質が落ちることも
補聴器は精密機器なので、汗・湿気・耳垢で音がこもることがあります。
まずは点検で状態確認を。
「うるさい」「雑音が気になる」主な原因
原因1:今まで聞こえなかった音が急に入って“脳が慣れていない”
前回記事でも触れた通り、補聴器は今まで入ってこなかった音が入るため、最初は「うるさい」と感じやすいです。慣れと段階的な調整で改善することが多い、とされています。
同じ変化でも「元の量が少ないほど大きく感じる」という性質をウェーバーの法則といいます。
たとえばブラックコーヒーに砂糖を1つ入れると甘さが強く変わったように感じますが、すでに砂糖が入っている状態で1つ足しても変化は小さく感じます。

補聴器も同じで、聞こえにくい期間が長いほど“音の基準”が低くなっているため、初めて音がしっかり入ると**「うるさい」「雑音が多い」**と感じやすいです。多くは故障ではなく、少しずつ調整しながら慣れていくことで落ち着いていきます。

原因2:調整(フィッティング)がまだ“強すぎる/合っていない”
補聴器は生活シーンに合わせて調整するのが基本です。例えば「家族との会話が楽になればOK」の方に、外出向けの強い設定が入っていると不快感が出やすくなります。一度目の設定では調整しきれないことが多いです。なじむまではこまめにご来店頂く事が大切です。
原因3:耳栓や耳あな形状が合っていない
耳せんのサイズが合わないと、音の入り方や密閉感が変わり、「響く」「こもる」につながることがあります(これも調整・部品交換で改善余地が出ます)。
メガネのフクダ、南大阪補聴器センターではご購入から3か月以内は無料で再作いたします。
「ピーピー鳴る(ハウリング)」の原因と対処
ハウリングは、前回記事にもある通り装着のすき間・耳せん・音量・調整などで改善余地があることが多いです。
よくある原因
- 装着が浅い/ズレてすき間ができている
- 耳せんサイズが合っていない
- 眼鏡やマスクで位置が変わる
- 設定が強すぎる(まだ調整途中)
まず試すこと
- 正しい装着をもう一度確認
- 鳴る場面(マスク・会話・電話など)をメモ
- 早めに店舗で点検・再調整
“失敗しない”補聴器の慣れ方:最初の1〜2週間がコツ
前回記事で紹介されているように、補聴器は段階的な調整+慣れが重要です。おすすめはこのやり方です。
- まずは静かな家の中で短時間から
- 慣れたら「家族会話」「テレビ」など目的を1つずつ
- 外出や複数人の場は最後に
- 困った場面をメモして再調整へ
メガネのフクダ(南大阪補聴器センター)では、最大2週間の無料貸し出し(預かり金5,000円、返却時返金)も行っています。
「店内では良いけど、家だと気になる」を確認できるのが大きなメリットです。
片耳?両耳?迷ったときの考え方
両耳装用は、方向感や雑音下での聞き取りなどにメリットがあるとされています。
もちろん耳の状態やご予算、生活目的で最適解は変わるので、
まずは「どこで困るか」を一緒に整理するのが近道です(前回記事のヒアリングの考え方につながります)。
費用面:福祉制度の“入口”だけ整理
福祉制度(補装具費支給など)
条件に該当する場合、市町村への申請で補聴器購入の支援を受けられることがあります。
岸和田市でも補装具費支給の案内があり、購入前に申請が必要とされています。
(対象や自己負担は個別条件で変わるため、まずは窓口確認が確実です)
岸和田・南大阪で補聴器の「調整・点検」まで相談できる店を探している方へ
補聴器は、本体性能よりも“調整とアフター”で満足度が大きく変わります。
岸和田・南大阪エリアで、
- うるさい/雑音が気になる
- ピーピー鳴る
- 使っている補聴器が合っていない気がする
そんな時は、点検・再調整の相談がおすすめです。メガネのフクダは補聴器も扱い始めて50年の歴史があります。
本店(岸和田市五軒屋町)/トークタウン店でも相談できます。
まず相談だけ、点検・調整だけでも歓迎です。お気軽にご相談ください。
まとめ:困りごとは“原因別に潰す”のが最短
- 「うるさい」「雑音」「ハウリング」は故障とは限らない
- 装着・耳せん・調整・慣れで改善できることが多い
- 困る場面をメモして再調整すると改善が早い
- 医療費控除や福祉制度は条件つき。入口だけ知っておくと安心
