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新学期に気をつけたい子どもの目のこと|大阪母子医療センターで先生にお話をお伺いしてきました

新学期に気をつけたい子どもの目のこと|大阪母子医療センターで先生にお話をお伺いしてきました

新学期が始まり、お子さまたちの生活リズムも少しずつ変わる時期になりました。

学校生活が始まると、教科書を見る時間、タブレット学習、宿題、スマホやゲームなど、近くを見る時間が増えやすくなります。

先日、大阪母子医療センター 眼科の遠藤先生のところへお伺いし、この時期に特に気をつけたい「子どもの目」について話をお伺いしてまいりました。

今回は、そのお話をもとに、ご家庭でも意識しやすいポイントをわかりやすくご紹介します。

近視抑制のために、毎日できるだけ外で遊ぶことが大切

1つ目のお話は「近視抑制のために、毎日できるだけ外で遊ぶことが大切」というお話

日本眼科医会の資料でも、子どもの目の健康のために、1日合計2時間程度の屋外活動がひとつの目安として紹介されています。また、近くを見る作業では、30cm以上距離をとることも大切とされています。

もちろん、毎日きっちり2時間を確保するのが難しい日もあります。それでも、登下校で歩く時間、休み時間に外へ出ること、公園遊びや休日のお出かけなど、少しずつ外で過ごす時間を意識することが大切です。

スマホやゲームは「見すぎない」ことが大切です

2つめのお話は、今の時代、スマホやタブレット、ゲーム機を見続けると斜視になるリスクが増えるというお話

スマホを長時間ずっと近くを見続けることは、目に負担をかけやすくなります。日本眼科医会では、近くを見るときは30cm以上距離をとること、そして少なくとも30分に1回は20秒以上遠くを見ることが勧められています。

ご家庭では、次のような点を意識するのがおすすめです。

・顔を近づけすぎて見ない
・長時間休憩なしで見続けない
・暗い場所で見続けない
・寝る前まで長く見続けない

「完全にやめる」ではなく、時間を決める・距離をとる・途中で休むという習慣づくりが大切ですね。

長時間の近見作業は、斜視との関連も指摘されています

遠藤先生からは、スマホや携帯ゲームなどを近い距離で長時間見続けることは、目に大きな負担をかけるため注意が必要だとうかがいました。

実際に、日本弱視斜視学会、日本小児眼科学会、日本視能訓練士協会が公表している提言では、スマートフォンや携帯ゲームなどのデジタル機器の普及によって、若年者の近見作業の時間が長くなっており、後天共同性内斜視との関連が考えられるとされています。

また、日本眼科医会の報道資料でも、ICT機器の過剰使用が斜視の発症や増悪をきたす可能性があると紹介されています。

そのため、デジタル機器を使う際は、30cm以上の距離を保つこと、そして少なくとも30分に1回は20秒以上、できれば30秒ほど画面から目を離して遠くを見ることを意識したいところです。

なお、スマホやゲームの長時間使用そのものが、すべての斜視の直接原因と断定できるわけではありません。ただ、学会や医療団体でも、若年者の長時間の近見作業には注意が必要だと示されています。

こんな様子があれば、早めに眼科へ相談を

次のような様子が見られる場合は、早めに眼科へ相談することが大切です。

・見るときに目が寄っているように見える
・物が二重に見えると訴える
・片目をつぶって見ることがある
・顔を傾けて見ることがある
・極端に近づいて物を見る
・テレビや本を見るとすぐ疲れた様子になる
・集中力がもたない

「少し気になるけれど様子を見ようかな」と思うことでも、早めに眼科で相談することが安心につながります。

新学期は、見えにくさに気づきやすいタイミングです

新学期は、教室の席が変わったり、黒板を見る機会が増えたりして、子どもの見えにくさが表面化しやすい時期でもあります。

こんなサインがあれば、見え方を気にしてあげたいところです。

・黒板の字を見づらそうにしている
・テレビに近づいて見る
・目を細める
・姿勢が悪くなる
・学校の視力検査で紙をもらってきた
・眼科でメガネをすすめられた

お子さま自身は、「見えにくい」ことが当たり前になっていて、うまく伝えられないことも少なくありません。

だからこそ、周りの大人が日々の様子の変化に気づいてあげることが大切です。

ご家庭で意識したい3つのポイント

・毎日少しでも外で遊ぶ時間をつくる
・スマホやゲームは、時間と距離を意識して使う
・見え方の変化や気になるサインを見逃さない

子どもの目は、毎日の生活習慣の影響を受けやすいものです。新学期が始まるこの時期だからこそ、ぜひ一度、ご家庭でも目の使い方を見直してみてください。

メガネのフクダでも、お子さまの見え方やメガネ選びについてご相談を承っております。

「学校の視力検査が気になった」
「眼科でメガネをすすめられた」
「子どもに合うメガネを相談したい」

そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。

メガネのフクダ 本店
大阪府岸和田市五軒屋町4-4 
南海本線 岸和田駅 徒歩10分 専用駐車場あり

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大阪府岸和田市土生町2-32-5
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JR阪和線 東岸和田駅 徒歩5分
そよら東岸和田 共同駐車場あり


出典・参考URL

大阪母子医療センター 眼科(遠藤高生先生)
https://www.wch.opho.jp/hospital/department/ganka/index.html

若年者の後天共同性内斜視に対する提言(日本弱視斜視学会・日本小児眼科学会・日本視能訓練士協会)
https://www.gankaikai.or.jp/school-health/detail2/__icsFiles/afieldfile/2025/06/02/comitant_esotropia.pdf

日本眼科医会|小児の目の健康を守るために
https://www.gankaikai.or.jp/press/detail2/__icsFiles/afieldfile/2023/05/22/20230518_3.pdf

日本眼科医会|GIGAスクール時代の子どもたちの目を守るために
https://www.gankaikai.or.jp/info/giga_manual.pdf

日本眼科医会|デジタルデバイスの小児および若年者に与える影響
https://www.gankaikai.or.jp/press/20190226_2.pdf

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